文化

2024.10.02


[イ・ダソム]
[写真=釜山国際映画祭]
[映像=釜山国際映画祭]

アジア最大の映画祭である「第29回釜山(プサン)国際映画祭(BIFF)」が、2日から11日までの10日間にわたって開催される。

開幕式は2日午後6時に釜山(プサン)・海雲台(ヘウンデ)にある「映画の殿堂 野外劇場」で行われる。ネイバーTV(tv.naver.com/biff23)で生中継される予定だ。今回、司会を務めるのは俳優のパク・ボヨンとアン・ジェホン。


今回のBIFFでは、63カ国・224本の映画が上映される。場所は、CGVセンタムシティ、ロッテシネマセンタムシティ、映画振興委員会標準試写室、メガボックス釜山劇場などの5カ所。

開幕作は、ネットフリックスの時代劇映画である「戦と乱」だ。パク・チャヌク監督が制作を務め、脚本にも参加した。BIFFがOTT映画を開幕作に選んだのは、今回が初めて。

今回のBIFFでは、マスタークラスなどの特別なプログラムも用意された。今年のアジア映画人賞受賞者であり、映画「蛇の道」(2024)や「Cloud クラウド」の黒澤清監督、特別企画プログラム「陽気なメランコリーのシネアスト」のミゲル・ゴメス監督、香港を体表する女性監督であるホ・アンファ監督の話を聞くことができる。

BIFF招請作品の監督や俳優たちの「オープントーク」や「野外での舞台挨拶」など、多様なイベントが用意された。

開幕式では、アジアの映画産業や韓国映画の広報に寄与した人物に授与する「今年のアジア映画人賞」と「韓国映画功労賞」の受賞者を発表する。今年のBIFFでは、ドキュメンタリージャンルの拡散のために、「ドキュメンタリー観客賞」が新設された。

第19回アジアコンテンツ&フィルムマーケットは、世界の映画・映像コンテンツや知的財産権などが取引できる総合コンテンツ市場だ。5日から8日まで釜山BEXCO第2展示場で開かれる。

今年のBIFFの閉幕作は「魂の旅」だ。

「第29回釜山国際映画祭」の閉幕作である「魂の旅」のワンシーン。

「第29回釜山国際映画祭」の閉幕作である「魂の旅」のワンシーン。


dlektha0319@korea.kr