スポーツ

2017.02.19

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女子シングルのフリーで金メダルを獲得した日本の三原舞依が明るく笑っている。



2018平昌冬季オリンピックを輝かせるフィギュアスケート界の「期待の星」が18日、最後の「平昌模擬テスト」を終えた。

来年2月、2018平昌冬季オリンピックの舞台となる江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)のアイスアリーナで開催された「2017国際スケート連盟フィギュアスケート・四大陸選手権大会(ISU Four Continents Championships 2017)」の女子シングルのフリーに参加した23人の女子選手はメダル獲得と順位とは関係なく、みな冬季オリンピックの感動の瞬間を演出した。

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女子シングルのフリーで銀メダルを獲得したカナダのガブリエル・デールマン(Gabrielle Daleman)の素敵な演技



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女子シングルのフリーで銅メダルを獲得した米国の長洲未来の熱演



今まで磨いてきた実力を存分に発揮するこの日の協議で選手たちは4分あまりのあいだ、氷の上を滑りながら優雅な動きで難しい技を成功させた。それを息を飲んで見守っていた観客たちは、国に関係なく心を一つにして大きな声援と拍手を贈った。転倒してもすぐに起き上がり笑顔を忘れず最後まで演技を終えた選手の姿に胸を打たれた。一部のファンは人形や薔薇の花などのプレゼントをリンクに投げ入れ、再び来年の平昌での感動の舞台を期待した。

女子シングル優勝は日本の三原舞依だった。彼女はフリーでトップの134.34点を獲得し、16日のショートの66.51点と合わせて合計200.85点で1位を獲得した。2位はカナダのガブリエル・デールマン(合計196.91点)、3位は米国の長洲未来だった 。

同日の女子シングル表彰式には、韓国史上初めて金メダルを獲得した「フィギュアの女王」キム・ヨナ平昌冬季オリンピック広報大使が出席し、来年平昌で新たなフィギュアの歴史を作るであろう選手たちにメダルを授与した。

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女子シングルのフリーで残念ながら5位に留まった韓国のチェ・ダビン(崔多彬)の熱演



「ポストキム・ヨナ」を夢見る韓国のフィギュア選手はメダル獲得とはならなかったが、来年の平昌冬季オリンピックでの活躍を約束した。チェ・ダビンはフリーで120.79点を出し、ショートとの合計は182.41点で、残念ながら5位になった。ソン・ソヒョン(孫瑞賢)はミスが重なり、19位に留まった。ショートで45.95点を記録し、17位になったキム・ナヒョン(金娜玄)は足首の痛みでフリーの出場を断念した。

コリアネット ソン・ジエ, キム・ウニョン 記者
写真 コリアネット チョン・ハン 記者
jiae5853@korea.kr


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女子シングルのフリー表彰式で、2位のガブリエル・デールマン(カナダ/左)、1位の三原舞衣(日本/中)、3位の長洲未来(米国/右)がメダルを持ちあげ、笑顔を見せてる



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女子シングルの表彰式では、平昌オリンピックの広報大使を務めるキム・ヨナさんが (右下)プレゼンターとして登場し、受彰者と記念撮影をしている。



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平昌冬季オリンピックの広報大使を務めるキム・ヨナさんが金メダルを獲得した日本の三原舞衣に花束を渡し、ハグをしている。