韓国の国庫債に関するイラスト＝聯合ニュース

[ユ・ヨンギョン]

外国人の国庫債残高のうち、満期が１０年以上のものが占める割合が２５％を超えたことが分かった。

１６日、金融情報会社連合インフォマックスによると、１４日、外国人の国庫債残高は２２６兆４４７８億ウォンと集計された。このうち満期が１０年以上であるものの残高は、５６兆７７７１億ウォンを記録し、全体の２５．０７％を占めた。

満期が１０年以上であるものの残高は、昨年８月に、２０．０２％と初めて２０％台を記録した。そして７月には２５．０５％となり、１１カ月ぶりに初めて２５％台を記録した。一時的に２４％台に落ちたものの、先月からは２５％を上回っている。

韓国経済への信頼度が高まりつつある中、「世界国債インデックス（ＷＧＢＩ）」に韓国が組み入れられることが決まるなど、長期投資に対する期待が高まった影響だと分析される。

現代自動車証券のチェ・ジェミン研究員は「ＷＧＢＩ追従資金は、民間部門における長期投資への割合が高い」とし、「国内市場の投資家に対して、多角的な投資をするよう促すだろう。長期投資への可能性が高い資金の流入により、中長期投資にもメリットが生じると予想される」と説明した。

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