経済

2026.01.08

2025年の外国人直接投資に関するブリーフィングを行う、産業通商資源部のナム・ミョンウ投資政策官(職務代理)=7日、世宗、産業通商部

2025年の外国人直接投資に関するブリーフィングを行う、産業通商資源部のナム・ミョンウ投資政策官(職務代理)=7日、世宗、産業通商部


[シャルル・オデゥアン]

昨年、韓国への外国人直接投資(FDI)は、前年比4.3%増の360億5000万ドルとなり、過去最高を記録した。

産業通商資源部が7日に発表した「2025年FDI動向」によると、昨年のFDIは2021年以降、5年連続で増加した。実際に執行された投資額を示す「到着金額」は、前年比16.3%増の179億5000万ドルに達し、過去3番目の高水準となった。これは、韓国市場に対するグローバル資本の信頼が一段と高まっていることを示している。

米国と欧州からの投資増加が際立った。米国からの投資は、金属、流通、情報通信分野を中心に、前年比86.6%増の97億7000万ドルに達した。欧州連合(EU)も、化学工業や流通分野を軸に、前年比35.7%増の69億2000万ドルとなった。

業種別では、製造業とサービス業への投資が最も多かった。昨年の製造業への投資額は157億7000万ドルで、前年比8.8%増となった。中でも、化学工業(58億1000万ドル)と金属分野(27億4000万ドル)が、それぞれ99.5%増、272.2%増と大幅に伸びた。産業通商資源部は「対外的な不確実性を背景に、サプライチェーン強化の動きが反映された」と分析している。

サービス業には、前年比6.8%増の190億5000万ドルが流入した。AIデータセンターやオンラインプラットフォーム分野を中心に投資が拡大し、流通(71%増)、情報通信(23億4000万ドル、9.2%増)、研究開発・専門・科学技術(19億7000万ドル、43.6%増)などで増加が目立った。

工場や事業場を新設する「グリーンフィールド」投資は、前年比7.1%増の285億9000万ドルとなり、過去最高を更新した。

産業通商資源部は、新政府発足後、韓国経済や産業全体への信頼が高まり、不確実性の緩和が投資心理の改善につながったと分析した。さらに、新政府による人工知能(AI)政策の推進や、慶州で開催されたアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議を契機とした積極的な投資誘致活動が奏功したと説明した。

caudouin@korea.kr