2026年新年記者懇談会で、今年の主要業務計画を発表するユ・ホンジュン国立中央博物館長=3日、ソウル、イ・ジョンウ
[ソウル=カン・ガヒ]
国立中央博物館は、来館者数650万人を超える状況に対応し、館内の環境や運営体制を一新する。
国立中央博物館のユ・ホンジュン館長は3日、ソウル・龍山(ヨンサン)区で行われた新年記者懇談会において、来館者数の拡大にとどまらず、観覧体験の質的向上に注力する方針を示した。
博物館では、来館者の混雑を緩和するため、開館・閉館時間を調整する。来月16日からは、従来の午前10時~午後6時の開館時間を30分繰り上げ、午前9時30分~午後5時30分に変更する。
休館日の運営方式も見直される。これまで毎年1月1日と旧正月・中秋節のみとしていた休館日を、今後は3月、6月、9月、12月の第1月曜日にも休館日を設けることとした。
このほか、龍山(ヨンサン)児童公園の駐車場を共同利用する計画を進め、8月には鏡池カフェや屋外休憩スペースを整備する予定だ。
有料化に先立ち、常設展示の質や魅力の向上にも力を入れる。
今月26日に再開館する書画室では、3カ月ごとに代表的な名品書画を紹介する。常設展示の通路では、朝鮮後期を代表する地図『大東輿地図』を展示する。4月には大韓帝国室、12月には10年ぶりに仏教彫刻室と仏教絵画室を再開館する。
さらに、韓国文化の海外発信にも積極的に取り組む。
サムスングループの故イ・ゴンヒ会長の寄贈品巡回展は、3月にアメリカのシカゴ美術館、10月にイギリスの大英博物館で相次いで開催される。
アメリカのクリーブランド美術館は、10月に高麗時代の葬儀文化と死生観をテーマにした展覧会を開催する。
東京国立博物館では、2月に韓国・日本国交正常化60周年記念の交換展示を、7月には韓国・日本・中国国立博物館長会議に合わせた特別書道展を開催する。
フランス国立ギメ東洋美術館は、5月に韓国・フランス国交樹立140周年を記念した新羅特別展を開催する。中国・上海博物館は、9月のAPEC首脳会議に合わせ、新羅文化の特別展を開く。
国内特別展として、7〜10月に韓国の食文化の形成と変遷について紹介し、6〜9月には国内初のタイ美術特別展を開催する。
ユ・ホンジュン館長は、「昨年の来館者数は文化先進国としての地位を示す指標である」と述べ、今年は世界をけん引する「Kー博物館」の実現を本格化させると強調した。
kgh89@korea.kr