文化

2026.03.13



[ソウル=シャルル・オデゥアン]
[映像=パク・デジン]

世界35カ国で「K-カルチャー」普及の第一線を担う在外韓国文化院長と文化広報官ら38人が、ソウルに一堂に会した。


文化体育観光部は、10日から13日にかけてソウルのKOCISセンターおよび国立中央博物館で「2026韓国文化院長・文化広報官会議」を開催する。本会議では、韓流の地平をさらに切り拓くための新たな戦略や、多角的な振興策が模索される予定だ。

文化体育観光部のチェ・フィヨン長官主宰のもと、10日の初日会議では同部の主要政策や各文化院の懸案、今後の事業計画が共有された。あわせて昨年の成功事例や今年の重点事業についても発表が行われ、各文化院が持つノウハウを相互に確認した。

駐大阪韓国文化院は、昨年9月13日と14日に、ジャズ・ロック・ヒップホップ・エレクトロニックなど、韓国の大衆音楽を紹介する「K-MUSIC Festival in Osaka 多様多感」を開催した=駐大阪韓国文化院

駐大阪韓国文化院は、昨年9月13日と14日に、ジャズ・ロック・ヒップホップ・エレクトロニックなど、韓国の大衆音楽を紹介する「K-MUSIC Festival in Osaka 多様多感」を開催した=駐大阪韓国文化院


この日の会議では、2025年の最優秀機関として6つの機関が選出された。

昨年、リニューアルオープンした駐大阪韓国文化院では、韓日国交正常化60周年や大阪・関西万博などを契機に、約90の行事が一年を通して行われた。

多角的な視点でK-POPを掘り下げる音楽祭をはじめ、韓国映画祭や文学イベント、両国の出版社と書店が集うトークプログラムなど、多彩な企画で現地の大きな反響を呼んだ。また、独自の試みとして、釜山(プサン)や済州(チェジュ)島の方言が学べるプログラムも運営された。

また、ウェブトゥーン展や男性向けの韓国伝統酒作り教室など、オーダーメイド型の体験プログラムを実施し、多くの新規の観覧客を呼び込んだ。

駐大阪韓国文化院のキム・ヘス院長は、「日本では、比較的に体験する機会の少ない韓国文化を広く紹介したかった。韓流ファンの関心を考慮したプログラムを企画することで、より多彩なコンテンツの提供に努めた」と説明した。

駐大阪韓国文化院の他に、駐スペイン韓国文化院・駐タイ韓国文化院・駐北京文化広報館・駐ベトナム韓国文化院・駐フィリピン韓国文化院も最優秀機関に選ばれた。

10日、ソウル・中区のKOCISセンターで開かれた「2026韓国文化院長・文化広報官会議」で挨拶をしている文化体育観光部のチェ・フィヨン長官=文化体育観光部

10日、ソウル・中区のKOCISセンターで開かれた「2026韓国文化院長・文化広報官会議」で挨拶をする文化体育観光部のチェ・フィヨン長官=文化体育観光部


チェ長官は、「より多くの世界の人々が韓国文化院を通じてK-カルチャーやコンテンツを体験し、食やビューティーといった多様なトレンドを直接享受できる環境を整えるべきだ」と述べ、文化院の役割を強調した。

さらに、「韓国文化を体験した人々が、最終的に『韓国を訪れたい』と心から思えるような、訪韓意欲の喚起に繋げることが重要だ」と、今後の展望を語った。

13日まで開かれる今回の会議には、芸術や観光、体育、コンテンツをはじめ、食・ビューティー・ファッションなどの分野から47の関係機関が参加する。国立中央博物館のユ・ホンジュン館長、駐ニューヨク韓国文化院のキム・チョンス前院長など、文化専門家の特別講義も予定されている。

現在、在外韓国文化院・文化広報館は、35カ国で42カ所が運営されている。韓国の文化を世界に広める前哨基地であり、文化の政府開発援助(ODA)と首脳外交を支援する拠点となっている。

10日、「2026韓国文化院長・文化広報官会議」で記念撮影を行う在外韓国文化院長と文化広報官=イ・ジョンウ

10日、「2026韓国文化院長・文化広報官会議」で記念撮影を行う在外韓国文化院長と文化広報官=イ・ジョンウ


caudouin@korea.kr