文化

2026.03.25

防弾少年団(BTS)がソウル・光化門広場で5枚目アルバム『ARIRANG』を引っ提げ、「BTSカムバックライブ:ARIRANG」を行った。写真は、月台(ウォルデ)に立つメンバーの様子=21日、ソウル、ビックヒットミュージック/ネットフリックス

防弾少年団(BTS)がソウル・光化門広場で5枚目アルバム『ARIRANG』を引っ提げ、「BTSカムバックライブ:ARIRANG」を行った。写真は、月台(ウォルデ)に立つメンバーの様子=21日、ソウル、ビックヒットミュージック/ネットフリックス


[ソウル=ソ・エヨン]
[写真=ビックヒットミュージック/ネットフリックス]

「こんばんは、ソウル。We are back!」

ドローンが景福宮(キョンボックン)の勤政門(クンジョンムン)、興礼門(フンネムン)、光化門(クァンファムン)へと続く「王の道」をなぞるように進むと、ダンサーの群れの中からBTSのメンバー7人(RM、JIN、SUGA、J-HOPE、JIMIN、V、JUNGKOOK)が月台の上に姿を現した。

3年9カ月の空白を経て、BTSが午後8時、光化門広場で「BTSカムバックライブ:ARIRANG 」を開催。待望の「完全体」でのカムバックを果たした。世界中から集結した「ARMY(アーミー)」の歓声と、グループを象徴する紫色の光が会場を埋め尽くした。

ライブの幕開けを飾ったのは、5枚目アルバム『ARIRANG』の収録曲「Body to Body」。躍動感あふれるラップで始まった同曲の後半、ステージには楽曲のモチーフとなった韓国民謡「アリラン」が響き渡り、国立国楽院の歌い手と演奏者が華を添えた。韓国のファンだけでなく、海外のファンも一体となって「アリラン」をを口ずさみ、会場全体がファンたちの大合唱に包まれた。

BTSは、新アルバムの収録曲「SWIM」、「Hooligan」、大ヒット曲の「Butter」、「Dynamite」など全12曲を熱唱。3年9カ月の空白を一切感じさせないパフォーマンスを披露した。長い空白期間を微塵も感じさせず、全12曲を披露した。

「BTSカムバックライブ:ARIRANG」でのメンバーの様子。(左上から時計回りに) JIN、RM、SUGA、J-HOPE、JUNGKOOK、JIMIN、V=21日、ソウル、ビックヒットミュージック/ネットフリックス

「BTSカムバックライブ:ARIRANG」でのメンバーの様子。(左上から時計回りに) JIN、RM、SUGA、J-HOPE、JUNGKOOK、JIMIN、V=21日、ソウル、ビックヒットミュージック/ネットフリックス


1時間にわたる公演中、メンバーが語った言葉からは、これまでの思いや「完全体でのカムバック」に対する万感の思いがにじみ出ていた。

メンバーの一人、JIMINは、「ARMYの皆さん、ついに会えました。こうやって皆さんの前で話すことができて胸がいっぱいです。7人でまた皆さんに再会できて、本当に幸せです」とコメント。

SUGAは、「韓国で最も歴史的な場所である光化門でパフォーマンスができ、本当に光栄だ」とし、「特に、今回のアルバムでは、僕たちのアイデンティティを示したいと思っていた。だからタイトルを『アリラン』に決め、この光化門でのライブを企画した」と話した。

J-HOPEは、満面の笑みで「戻ってこられて本当にうれしい。この瞬間があるのは皆さんのおかげ」と語り、「『BTS2.0』は始まったばかりだ」と力強く宣言した。

景福宮を背景に公演を行うBTSのメンバー=21日、ソウル、ビックヒットミュージック/ネットフリックス

景福宮を背景に公演を行うBTSのメンバー=21日、ソウル、ビックヒットミュージック/ネットフリックス


今回の公演はNetfilxを通じて全世界に生中継された。アーティストの単独ライブをリアルタイムで配信するのは初の試みとなる。公演の演出は、世界的な演出家のハミッシュ・ハミルトン氏が担当した。彼は、エミー賞やグラミー賞、オスカー、アメリカンフットボールのスーパーボウル・ハーフタイムショー、2012年のロンドンオリンピックの開幕式など、世界的なイベントを手がけてきた。

今回の公演は、10カ国出身のスタッフと8言語の操るプロダクションチーム、そして6のタイムゾーンにまたがるチームが協力するという、非常に高度な調整を要する大規模なプロジェクトとなった。

世界各地から詰めかけたBTSのファンが公演を楽しむ様子。写真の中央は、アメリカのシンガーソングライターのベッキー・G=21日、ソウル、ビックヒットミュージック/ネットフリックス

世界各地から詰めかけたBTSのファンが公演を楽しむ様子。写真の中央は、アメリカのシンガーソングライターのベッキー・G=21日、ソウル、ビックヒットミュージック/ネットフリックス


世界各地から大勢のファンが集結したにもかかわらず、公演は混乱もなく無事に終了した。ファンが秩序を守って公演を観覧し、互いに配慮し合う姿勢が公演をさらに輝かせた。

海外のメディアも、この日の現場の雰囲気をリアルタイムで速報として伝え、BTSのカムバックを大きく取り上げた。

BTSは、23日(現地時間)にニューヨークで音楽配信大手のスポティファイが主催するイベントに出演する予定だ。また、25日から26日には、米NBCの人気番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に出演するなど、米国での活動を本格化させる。来月9日、11日、12日には、京畿(キョンギ)道・高陽(コヤン)市にあるコヤン総合運動場での公演を皮切りに、待望のワールドツアーへと突入する。

xuaiy@korea.kr