朴槿恵大統領とカザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ大統領が共同宣言文に署名してから握手を交わしている=10日
「大韓民国とカザフスタン共和国との戦略的パートナー関係の強化に向けた共同宣言」が採択された。
朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日に韓国を国賓訪問したカザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ大統領と首脳会談を行い、両国の戦略的パートナー関係を持続的に強化していくことに合意した。
2017年1月の国交25周年を控えて首脳会談を行った朴大統領とナザルバエフ大統領は、両国の戦略的パートナー関係について評価し、貿易・投資、エネルギー・資源、インフラ、保健・医療など実質的な経済協力の拡大と共に北核や北韓問題をはじめとする地域および国際舞台における協力方策についても深く議論した。
朴大統領とナザルバエフ大統領が「大韓民国とカザフスタン共和国との戦略的パートナー関係の強化に向けた共同宣言」に署名している
青瓦台は「今回の共同宣言は互恵的協力の下で共同成長を遂げたこの25年の両国関係を振り返るとともに、韓国・カザフスタンの関係における新たな25年を控えて両国が戦略的パートナー関係をより成熟させる方向を示すことになる」と述べた。
共同宣言では北核・北韓問題について「両国は極度に無責任な態度を示す北韓の諸行為が国際的な核の不拡散体制にマイナスの影響を与え、地域および国際平和と安保に深刻な脅威となっており、核兵器のない未来を保障するための世界のほとんどの国の努力を毀損していることで意見を共にした」と明記された。
記事・写真:コリアネット チョン・ハン記者
翻訳:イム・ユジン
hanjeon@korea.kr
朴大統領が韓国を国賓訪問したナザルバエフ大統領と一緒に青瓦台で儀仗隊を査閲している
朴大統領とナザルバエフ大統領が青瓦台で行われた公式関係式で両国の国旗を振りながら歓迎する子供たちと挨拶を交わしている
朴大統領がナザルバエフ大統領と首脳会談を行っている