政策

2018.12.31

他の言語で読む
記者会見する国防部の崔賢洙報道官=28日、ソウル、聯合ニュース

記者会見する国防部の崔賢洙報道官=28日、ソウル、聯合ニュース



[ソン・バルグン、キム・ウニョン]

韓国海軍艦艇が20日、遭難した北朝鮮の漁船を捜索する際、火器管制レーダーを海上自衛隊の哨戒機に照射したとされる問題で、日本の防衛省が28日午後、哨戒機が撮影した当時の映像を公開した。このことに対して、国防部は28日、「深い憂慮と遺憾を表明する」の意を表明した。

国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は「(駆逐艦の)広開土大王は正常な救助活動中だった。韓国軍が日本の哨戒機に追跡レーダーを運用しなかったという事実に変わりはない」と表明したうえで、「むしろ人道主義的な救助活動に集中していたわが艦艇に日本の哨戒機が低空の威嚇飛行をしたことは、友好国として極めて失望的なこと」と指摘した。

また、「日本側が公開した映像は哨戒機が海上で旋回する場面や操縦士の対話の場面だけが収められており、一般常識的な側面から追跡レーダーを照射したという日本側の主張に関する客観的な証拠とはみられない」と説明した。

さらに、「日本側は国際法や兵器体系に関する正確な理解に基づいて協議していくべきなのにもかかわらず、一方的な内容を収めた映像を公開して事実関係をごまかしていることについて、あらためて遺憾を表する」と強調した。

28일 국방부 발표에 앞서 일본 방위성이 공개한 초계기 촬영 영상 속 광개토대왕함의 모습. 일본 방위성 유튜브 캡처

日本の防衛省が公開した映像=ユーチューブ・キャプチャー



その上で、「日本側のこうした遺憾な行動にもかかわらず、韓日の国防協力関係を未来志向に発展させていかねばならないという立場に変わりはない」とし、「日本側は韓国と軍事的な友好協力関係を維持するという精神を持続的に堅持しなければならない」と述べた。

brightsong@korea.kr