政策

2025.12.04

写真は、自動入国審査を利用する外国人=法務部

写真は、自動入国審査を利用する外国人=法務部


[アフメットジャヴァ・アイスル]

韓国政府は、仁川国際空港を利用して韓国を訪れる外国人の入国待機時間を短縮するため、自動入国審査の対象国を大幅に拡大した。

法務部は1日、今月から自動入国審査を利用できる国を、ドイツ、台湾、香港、マカオの4カ国から18カ国に拡大したと発表した。

新たに追加された国は、イギリス、フランス、イタリア、フィンランド、ポルトガル、チェコ、オランダ、ハンガリー、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、日本、シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)などの14カ国である。

自動入国審査の事前登録場所は、仁川空港第1旅客ターミナルの入国エリア西側の1カ所に加え、東側にも新たに設置された。また、第2旅客ターミナルの入国エリア東側と西側にも拡大された。

今回の措置により、全体の外国人入国者の約40%が自動入国審査を利用できるようになった。韓国政府は試行運営の結果を分析し、来年1月に全国の空港への拡大の可否を決定する予定だ。

法務部のチョン・ソンホ長官は、「今回の自動入国審査の拡大は、韓国を訪れる外国人の入国手続きの不便を軽減する実効性のある措置だ」と強調した。

aisylu@korea.kr