[セラ・オケイリ、イ・ギョンミ]
国際ジャーナリスト団体の「国境なき記者団」が世界180カ国・地域を対象にした報道自由度ランキングを発表し、韓国は42位で、アジアで最も高い国であることが分かった。これは去年の順位を維持したもの。
同調査の韓国のランキングは、2006年に31位、2016年には70位まで後退したが、2017年に63位、2019年には41位となった。
国境なき記者団は、「韓国はここ10年間、順位が30以上下がっていたが、2017年に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が当選したことをきっかけにメディアの自由の道が開けた」と説明する。
トップは5年連続でノルウェー。2位はフィンランド、3位はスウェーデン、4位はデンマークなど、北欧が上位を占めた。
他には、ドイツが13位、英国33位、フランス34位、米国44位、日本67位だった。
言論と報道の自由の擁護を目的に1985年にパリで設立された国際的なNGO「国境なき記者団」は、2002年から毎年、「世界報道自由度ランキング」を公開している。180カ国を対象に言論活動や検閲関係、情報の透明性などを評価している。
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