社会

2022.03.02

1日にオープンした国立大韓民国臨時政府記念館の様子=国立大韓民国臨時政府記念館フェイスブック

1日にオープンした国立大韓民国臨時政府記念館の様子=国立大韓民国臨時政府記念館フェイスブック


[イ・ギョンミ]

大韓民国臨時政府の歴史や活動を総合的に見ることができる「国立大韓民国臨時政府記念館」が1日にオープンし、2日から一般に公開された。

国家報勲処は「大韓民国臨時政府の自主独立と民主共和制の精神を記憶し、後世に伝えるために設立した」と明らかにした。

同記念館の設立は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任前、大統領選の公約として掲げたものであり、2017年の光復節(日本による植民地支配からの解放を記念する日)に行われた演説でも約束した。その後、2019年に「3・1運動(日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動)」と大韓民国臨時政府の樹立から100年を迎え、本格的に推進されてきた。

同記念館は地下3階、地上4階建てで、ソウル市・西大門区に位置している。多くの独立運動家が投獄された西大門刑務所が見える場所にある。3つの常設展示室、1つの特別展示室からなり、1000点あまりが展示されている。

常設展示室では、「君主の国から国民の国へ」「大韓民国臨時政府の人びと」「臨時政府から政府へ」の3つのテーマの展示が行われている。特別展示室では、「還国、大韓民国臨時政府が戻ってくる」をテーマにした特別展示が6月26日まで行われる。

開館時間は、午前10時から午後6時まで。入場無料で、休館日は毎週月曜日。

km137426@korea.kr