[ユ・ヨンギョン]

韓国を訪れた外国人留学生が２０万人を突破した。

教育部は４日、今年４月の時点で韓国の大学で、学位課程または語学研修中の外国人留学生が、２０万８９６２人だと発表した。韓国政府が留学生の集計を始めた１９９９年以来、最多の学生数を記録した。

２０１２年に８万６８７８人だった外国人留学生は、着実に増加し、２０１９年には１６万１６５人を記録した。コロナ禍により停滞していた人流は、２０２２年から回復し、ここ３年間、増加傾向にある。

外国人留学生の出身地として最も多かったのは、アジア地域（９０．８％、１８万９６３５人）だった。続いて２位が欧州（５．１％、１万６８１人）、３位が北米（２%、４２１７人）、４位がアフリカ（１．４%、３０１１人）、５位が南米（０．５％、１０３４人）の順だった。国籍を見ると、最も多かったのは中国（３４．５％、７万２０２０人）だった。続いて２位がベトナム（２６．８％、５万６００３人）、３位がモンゴル（５．９%、１万２３１７人）、４位がウズベキスタン（５．８%、１万２０２５人）の順だった。

非首都圏への留学生は、２０２２年には６万９７３５人だったが、今年は２万２２８４人（３１．９％）増の、９万２０１９人となった。同期間、慶尚北道（キョンサンブクド、４８３８人→１万１３６９人）は７４．１％、全羅南道（チョンラナムド、１９９２人→４７００人）は７３．６％を記録するなど、２倍以上に増加した。

教育部は、各地方自治体が人材に対する需要や条件に見合った誘致戦略を推進した結果だと評価し、「『韓国留学総合システム（www.studyinkorea.go.kr）』の改編にも着手した。留学生が留学の準備から就職まで、情報を素すばやく簡単に探せるように利便性の向上に力を入れる」と話した。

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