「Wrap around the World」は、1998年のソウル五輪のために白南準(ペク・ナムジュン/ナム・ジュン・パイク)が制作したプロジェクト。白南準は衛星システムを使って全世界のあらゆる地域文化圏を繋げることで、冷戦時代の終焉を象徴しようとした。このプロジェクトには中国やロシアを含め東洋・西洋から多くの国が参加し、それぞれ異なるジャンル、または文化における上下関係の境界がなくなった。何よりも重要なのは、衛星を利用して地域文化圏という空間的領域を融合させることで物理的な距離の限界を克服した「ひとつの地球」を示したという点だった。白南準アートセンターが企画した「多重時間 Wrap around the World」は白南準の追悼10周年記念の特別展示であり、ソウル五輪のテーマソングだった「手をつないで」の延長線上にある。

期間	３年3日~3月3日~2016年7月3日
場所	白南準アートセンター 〒17068 京畿道龍仁市器興区白南準路10(上葛洞)
アクセス	** 地下鉄盆唐線-- 盆唐線上葛駅2番出口 (38-1・51・54番バスに乗って、新葛高等学校・白南準アートセンターで下車) ** バス - ソウルから -- 新葛五差路(新葛派出所)で下車(白南準アートセンターまで徒歩3分) 5001・5003・5600・5000・505 -- 京畿道博物館前で下車 1560・5001-1・5600・5500-1 -- 新葛小学校前で下車(白南準アートセンターまで徒歩10分) 116-3 - 水原から -- 新葛派出所前で下車 10・66・66-4 -- 京畿道博物館前で下車 10-5・37
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