日本


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朝鮮半島北部に栄えた強国・高句麗が唐の侵攻で滅亡(668年)し、多くの高句麗人が海を渡り日本に来ました。高句麗の王族、高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)は716年、東国7カ国に住む高麗人(高句麗人)1799人とともに未開の原野だった武蔵国(現在の日高市一帯)に移住し、高麗郡を建郡しました。若光が没した後、高麗郡民はその徳を偲び、若光を「高麗明神」として祀る高麗神社を建てました。

高麗神社を訪れ高麗文康宮司のお話をうかがい境内を散策した後、「高麗1300(日本高麗浪漫学会)」の平野直樹事務局長の案内で春の高麗郡を歩き、古代の日本と朝鮮半島の交流に思いを馳せる一日を過ごします。