
19日、「スケルトン世界選手権2016」に出場したユン・ソンビンがスタートを切っている様子
スケルトンのユン・ソンビンが、凄まじいスピードでコースを走り抜ける自身の走りに負けず劣らずの活躍を見せている。
ユン・ソンビンは20日、オーストリアのインスブルック、イーグルスにあるオリンピックスライディングセンターで行われた「スケルトン世界選手権2016」に出場し、人生初の世界選手権での銀メダルを獲得した。4回の合計タイム3分29秒97で、ロシアのアレクサンドル・トレチャコフと2位タイで表彰台に上った。1位のマルティンス・ドゥクルス(ラトビア)が記録した3分28秒84とは1秒13の差だった。
前日の2回目までの合計では1分45秒19と3位にランクインしたユン・ソンビンは、3回目に52秒37、4回目に52秒41秒を記録し順位を維持した。銅メダルを確保したユン・ソンビンは、2位だったトレチャコフが4回目に52秒48でゴールラインを通過するのを見届けた。トレチャコフの4回の合計タイムが自分と100分の1秒まで同じなのを確認してから、銀メダルを獲得することになった事実に喜びを隠さなかった。

オーストリアのインスブルックで開催された「スケルトン世界選手権2016」の表彰式で、銀メダルを首にかけたユン・ソンビン。左から、2位タイのアレクサンドル・トレチャコフ(ロシア)、ユン・ソンビン、1位のマルティンス・ドゥクルス(ラトビア)
2014年ソチ冬季五輪スケルトンの金メダリストだったトレチャコフも共に銀メダルを獲得したユン・ソンビンと祝いの挨拶を交わした。
アジアの選手としては初めてスケルトン世界選手権でメダルを獲得したユン・ソンビンは「2位になれて本当にうれしい。今季は残すところワールドカップのみとなったが、これまでのような成績が出せるように頑張りたい」と話した。
コリアネット チョン・ハン記者
写真:聯合ニュース
hanjeon@korea.kr
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