「本当によく滑った」
韓国のソリが「2015-2016シーズン」をこの上ない好成績で終えた。
立て続けにうれしいニュースを届けてくれたボブスレーのウォン・ユンジョン-ソ・ヨンウ組は今シーズン最後の大会だった「2015-2016国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)ワールドカップ」で金メダルを獲得、堂々と世界ランキングの頂点に立った。アジア選手としては初めてのことだ。

韓国のソリが「2015~2016シーズン」を最高の成績で終えた。写真の左からユン・ソンビン(スケルトン)、ウォン・ユンジョン-ソ・ヨンウ(以上ボブスレー)
今シーズン、ウォン・ユンジョン-ソ・ヨンウ組は金メダル2つ、銅メダル3つを獲得し、ボブスレーを始めて6年で世界トップの座に着いた。すでに期待以上の成績を収めた彼らは28日にドイツ・ケーニヒスゼーで開催されたワールドカップ第8戦で、1・2次合計1分39秒50の記録で金メダルを獲得した。
ウォン・ユンジョンは「これで今シーズンが終わったが、絶対忘れらないシーズンになりそうだ。皆様に心から感謝している」と感想を述べた。続いて「まだスタートでは補完すべきところがある。スタート時間を最小限に短縮するのにフォーカスを当ててトレーニングしていく予定」だと付け加えた。
朴槿恵大統領は祝電で「IBSFワールドカップ大会で韓国のボブスレーチームとしては史上初の総合優勝を成し遂げたことを心からお祝いする。ワールドカップでの優勝は情熱と努力の結果として韓国を超えてアジア圏で初めて達成した快挙であるだけに、より意義深く誇りに思う。これからも日々邁進し、韓国ウィンタースポーツの発展に大きく貢献してほしい」と伝えた。

ISBFワールドカップで初めて総合準優勝の成績を残したスケルトンのユン・ソンビンがコースを滑っている
ボブスレー試合の前日に開かれたスケルトンでは、ユン・ソンビンが1・2回目合計1分41秒38の記録で銀メダルを獲得。今シーズン8回のワールドカップで金メダル1つ、銀メダル3つ、銅メダル2つ、そして世界選手権で銀メダルを獲得したユン・ソンビンはランキングポイント1562を貯め、ラトビアのマルティンス・ドゥクルス(1785ポイント)に次ぐ世界ランキング2位に躍り出た。
ユン・ソンビンは「今シーズンを良い成績で終えることができてうれしい。平昌でトレーニングし、平昌(冬季五輪)で良い成績を出せるようにする」と話した。
ユン・ソンビンには朴槿恵大統領から「ISBFワールドカップ大会で韓国のスケルトンとしては初めて総合準優勝を達成したことをお祝いする。不毛の地のような厳しい環境の中で成し遂げた快挙に、国民と共に喜んでいる」との祝電があった。
一方、新体操のソン・ヨンジェも今シーズン初めてのワールドカップで金メダルを獲得した。
ソン・ヨンジェはフィンランド・エスポーで開催された「国際体操連盟(FIG)新体操ワールドカップ」の個人総合銀メダルに続きボールで金メダル、リボンで銀メダル、フープで銅メダルをそれぞれ獲得した。個人総合では73.550点を記録したソン・ヨンジェは、先週のモスクワグランプリ大会(72.964点)に続き2大会連続で自己最高得点を更新した。
コリアネット チャン・ヨジョン記者
写真 : 大韓ボブスレー・スケルトン連盟
hanjeon@korea.kr
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