江原道平昌のアルペンシア・バイアスロンセンターで「国際バイアスロン連合(IBU)バイアスロン・ワールドカップ」女子個人追い抜き10キロメートルの競技が4日に開かれた。ドイツのラウラ・ダルマイヤー (Laura Dahlmeier)が観衆の歓声を浴びて1位で決勝ラインを通過している。
雪原を息を切らして走るクロスカントリースキーと射撃が結合された「バイアスロン」競技大会が「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック」開催地である江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)で開かれた。
いよいよ1年を切った平昌冬季オリンピックのテストイベント競技として平昌アルペンシア・バイアスロンセンターで開かれた「国際バイアスロン連合(IBU)バイアスロン・ワールドカップ'」で、28ヵ国の4百88人の選手たちの熱戦が繰り広げられた。
特に、来年開かれる平昌冬季オリンピックへの出場権がかかっていて、選手たちの熱気はいつもより熱かった。この大会で、国家順位20位内に入れば、平昌冬季オリンピックへの出場権が4枠与えられる。
4日、江原道平昌アルペンシアバイアスロンセンターで開かれた「国際バイアスロン連合(IBU)バイアスロン・ワールドカップ」女子個人追い抜き10キロメートルでドイツのラウラ・ダルマイヤーが雪原に伏せて引き金を引いている。
女子個人追い抜き10キロメートルで22ヵ国の60人の選手たちは銃を背中に背負った状態でスキーを乗り、速いスピードで2キロメートルのコースを5周し、力走した。 続いて、決められた射撃場で伏射(寝撃ち)と立射(立ち撃ち)の二つの姿勢で5回の射撃を行い、上がった息を整えて引き金を引いた。選手たちは外した弾1発につき、150メートルのペナルティループを1周する。
ドイツのラウラ・ダルマイヤー(Laura Dahlmeier)が接戦の末に、27分58秒でゴールラインを一番で通過し、金メダルを首にかけた。 1分12秒後、フィンランドのカイサ・マカライネン(Kaisa Makarainen)が2位でゴールした。そして、フランスのアナイス・ベスコン(Anais Bescond)が3位でその後を継いだ。
「国際バイアスロン連合(IBU)バイアスロン・ワールドカップ」個人追い抜き10キロメートルの表彰式が4日、江原道の平昌のアルペンシア・バイアスロンセンターで開かれた。1位のドイツのローラ・ダルマイヤー(中央)と2位のフィンランドのカイサ・マカライネン(左)、3位のフランスのアナイス・ベスコンが明るく笑っている。
優勝したドイツのダルマイヤーは「今回の女子個人追い抜きの競技で全ての標的(20個)に的中させることができ、とても嬉しい」とし、「出発点から最後の瞬間まで後悔のない試合だった」と感想を述べた。準優勝したフィンランドのマカライネンは「3回目の弾を外してしまい悔しいが、前にいたダルマイヤーを見て、頑張って走った」と話した。
同日の競技には、韓国に帰化したロシア出身のアンナ・フロリーナ(Anna Frolina)とエカテリーナ・アブバクモワ(Ekaterina Avvakumova)が、太極マークをつけて活躍した。しかし、彼女らはそれぞれ17位と45位になり、惜しくもメダル獲得は出来なかったが、平昌での善戦を誓った。
イ・ハナ、キム・ウニョン コリアネット 記者
写真 チョン・ハン コリアネット 記者
hlee10@korea.kr
4日、江原道の平昌のアルペンシア・バイアスロンセンターで開かれた「国際バイアスロン連合(IBU)バイアスロン・ワールドカップ」女子個人追い抜き10キロメートルの競技で45位になった韓国のエカテリーナ・アブバクモワ(左)が傾斜コースを登っている。
江原道の平昌のアルペンシア・バイアスロンセンターで「国際バイアスロン連合(IBU)バイアスロン・ワールドカップ」女子個人追い抜き10キロメートルの競技が4日に開かれ、選手たちが射撃をしている。
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