韓国のアイスクリーム輸出がこの5年間で2倍以上に増え、世界の人々に涼しさを届けている。
農林畜産食品省は22日、韓国のアイスクリーム輸出額が2009年の1731万ドルから2013年には3747万ドルへと、約117%増加したと明らかにした。特に韓国産アイスクリームの中国への輸出は、同じ期間275万ドルから667万ドルへと約143%増えた。韓国のアイスクリームの主要な輸出先国は、米国、中国、カナダ、ベトナム、日本などとなっている。
ピングレ社のアイスクリーム、メローナを手に持っているブラジル人たち
米国向け輸出は、2009年の2067トンから2013年には2583トンへと、輸入量が約25%増え、輸出額では557万ドルから797万ドルへと43%増えた。中国向けの輸出量は2009年の531トンから2013年には1757トンへと、約230%増加した。
熱帯気候のベトナムとフィリピンも韓国からのアイスクリーム輸入を大幅に増やしている。ベトナムは2009年の322トンから2013年には894トンへと、約178%輸入量が増え、フィリピンは同期間172トンから818トンへと約376%輸入量が拡大した。
農林畜産食品省の関係者は、韓国のアイスクリームの輸出拡大の背景について、「中国、ベトナム、フィリピンといったアジアの国では、韓流の影響で韓国のアイスクリームの人気が高まっている」と説明している。
コリアネット イム・ジェオン記者
写真提供:ピングレ
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