米国の格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が韓国の国債格付けを「AA」で維持すると発表した=聨合ニュース
[キム・テウォン、イ・ギョンミ]
米国の格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は18日、韓国の国債格付け「AA(安定的)」を維持すると発表した。
「AA」はS&Pの国債格付けで上から3番目に当たるもので、韓国は2016年8月以来、同格付けを維持している。
S&Pは、「韓半島の北韓をめぐる地政学的緊張感が高まっているが、直接的な軍事衝突の可能性は低い」とした。見通しを「安定的」とした背景については、今後2年間地政学的緊張感が高まることはないと判断したためとした。
また、韓国の経済状況について「韓国経済は他の先進国に比べ成長率が高く、産業や輸出市場が特定の国家に偏らず多角化していることが肯定的に評価された」と付け加えた。
S&Pは、韓国の1人当たり国内総生産(GDP)が今年の2万9千万ドルから2020年には3万3千ドルを超えると予測し、1人当たりの実質経済成長率も他の主要先進国(0.3~1.5%)より高い2.3%と予測した。また、韓国の2017年の経常黒字がGDPの8.5%に拡大し、経済成長率は2.
8%を記録すると明らかにした。
km137426@korea.kr