経済

2018.03.28

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世界貿易機関(WTO)は26日、駐ジュネーブ韓国代表部のクォン・ヒョグ参事官をWTOセーフガード委員会の議長に選んだ=世界貿易機関



[キム・テウォン、イ・ギョンミ]

世界貿易機関(WTO)は26日、駐ジュネーブ韓国代表部のクォン・ヒョグ参事官をWTOセーフガード委員会の議長に選んだ。

クォン参事官は2019年4月まで1年間164カ国のWTO加盟国が提起するセーフガード(緊急輸入制限措置)関連問題を取り扱う委員会の議長を務める予定だ。

セーフガード委員会は、WTO商品貿易理事会傘下の11委員会の一つで、セーフガード発動の要件や手続き、相手国の被害補償・報復措置など「WTOセーフガード協定」の履行を監督する。1月に米国が韓国産洗濯機と太陽光パネルに発動したセーフガードに関する紛争も取り扱う。

産業通商資源部は「最近、世界的に保護貿易主義が強化し、主要国の輸入規制措置が大幅に増加している」とし、「(この時期に)クォン参事官がセーフガード委員会の議長を務めることになり、多国間貿易における韓国の地位が高まる」と期待した。

km137426@korea.kr