[キム・ウニョン]

２０２１年から世宗（セジョン）市で自動運転バスが走る。

韓国政府は２４日、釜山（プサン）で「規制自由特区、地域が主導する革新成長の中心」をテーマにした懇談会を開き、規制自由特区７地域を発表した。

規制自由特区は、革新の拠点となる国家革新クラスターや規制が免除される制度だ。地方を対象とし、今年４月に導入された。産業団地の製造革新も強化する方針だ。

世宗市は、ＢＲＴ（バス高速輸送システム）専用道路が発達し、自動運転バスが運行するには最適であるとして、「自動運転規制自由特区」に選ばれた。

自動運転バスには、第５世代移動通信（５Ｇ）技術が搭載され、交通情報が円滑にシェアできる。また、交通地図もリアルタイム・アップデートでき、交通信号を認識し自動車間の通信情報もシェアできる。

世宗市は、２０２１年から道路・公園・住宅団地で自動運転バス２０台を運行する。２０２３年までには２００台に増やす予定。

イ・チュンヒ世宗市長は、「駐車場が狭く、交通機関が不便だという問題を解消できる」とし、「安全性を点検し、自動運転車産業の育成に向けて努力する」と明らかにした。

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