［キム・へリン、キム・ウニョン］

韓国の男性ヒップホップグループ「防弾少年団（ＢＴＳ）」の所属事務所「ビックヒットエンターテインメント」が１５日、日本の東証１部に相当する韓国取引所（ＫＯＳＰＩ）の有価証券市場に上場した。

上場に合わせて取引所でオンラインを通じて記念式典が行われた。同社の最高経営責任者（ＣＥＯ）の房時赫（パン・シヒョク）議長は、式典で「２００５年の設立当時は小企業だったが、現在は約１千人以上の職員がいるグローバル企業となった」と述べた。

また、「多くの人々の心を音楽で癒したい」とし、「世界最高のエンターテインメント・プラットフォームとして努力する」と抱負を語った。

初値は１株２７万ウォン（約２万５０００円）だったが、上場と同時に高騰し、一時ストップ高となった。

時価総額は、およそ１１兆８８００億ウォン（１兆９００億円）で、時価総額順位は２７位。

米ニューヨーク・タイムズは１４日（現地時間）の記事で、同社について「アーミーのネットワークと努力のおかげで、数十億ドル規模の企業となった」と評価した。

また、投資家が同社の投資価値として、事務所やＢＴＳのパワーではなく、「全世界と繋がっているアーミーのパワーである」と分析した。

kimhyelin211@korea.kr