サムスン電子ＱＬＥＤテレビ＝サムスン電子

[ミン・イェジ、イ・ギョンミ]

２０２１年における世界テレビ市場のシェアランキングで、韓国のサムスン電子とＬＧ電子がそれぞれ１位、２位を記録した。

英国の調査会社「オムディア」が２０日に発表した資料によると、同市場における去年の売上高シェアは、サムスンが２９．５％、ＬＧ電子が１８．５％だった。２社の合計シェアは４８％で、韓国勢が世界テレビ市場で半分のシェアを握った。

販売数シェアを見てみると、サムスン電子は１９．８％を記録し、２００６年の首位獲得以来１６年連続１位だった。特に、プレミアム製品のＱＬＥＤテレビを２０２１年に９４３万台販売し、２０１７年の発売から５年で累計販売台数２６００万台を達成した。

サムスン電子側は「１６年間１位を守ってきた原動力は、毎年テレビ市場の流れを変える製品を持続的に発売してきた『イノベーションＤＮＡ』」と強調した。

去年におけるＬＧ電子のＯＬＥＤテレビの出荷量は、４０４万８千台で、前年比２倍増となった。同社が世界のＯＬＥＤテレビ市場に占める割合は６２％。ＬＧ電子は、売上高ベースのシェアでは、過去最高の１８．５％を記録した。

一方、２０２１年のテレビの世界出荷台数は２０２０年比１１９３万２０００台減の２億１３５３万７０００台で、２０１０年以来、最も少ない。

ＬＧ電子のＯＬＥＤテレビ＝ＬＧ電子