起亜自動車の電気自動車「EV6」=起亜自動車公式ブログ
[アフメトジャノヴァ・アイスル、イ・ギョンミ]
第59回「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2022」のオンライン授賞式が2月28日(現地時間)、スイス・ジュネーブで開催され、韓国の自動車大手である起亜(キア)自動車の電気自動車「EV6」が最高栄誉賞にあたる「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。韓国勢の受賞は初めて。
最終選考に残った他の候補は、現代自動車「アイオニック5」、キュプラ「Born」、フォード「マスタングマッハ-E」、プジョー「308」、ルノー「メガーヌ E-Tech」、シュコダ「エンヤック iV」。
EV6は、現代自動車独自の電気自動車プラットフォーム「E-GMP」を採用した。2900mmのホイルベースによる広い車内空間、急速充電システムなどを備えており、商品性が高いという評価を得た。
起亜によると、EV6は、去年10月から欧州で販売が始まって以来、今年1月まで計1万1302台が販売された。他にも、「アイルランドカー・オブ・ザ・イヤー 2022」、「ドイツカー・オブ・ザ・イヤー2022」などを受賞した。
今年の受賞車は、欧州23カ国の自動車専門記者61人からなる審査委員らによる審査・投票で選ばれた。1964年から始まった同賞は、米国の「北米カー・オブ・ザ・イヤー」と並ぶ、国際的に最も権威のある自動車賞の一つである。
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