経済

2022.12.19

ソウル市内の映画館=聯合ニュース

ソウル市内の映画館=聯合ニュース


[チョン・チュリ]

韓国映画産業の今年1~11月の売上高が、新型コロナウイルスが流行してから初めて1兆ウォンを超えた。

映画振興委員会が15日に発表した統計によると、2022年1月から11月までの同産業の累計売上高は1兆26億ウォン(約1044億2010万円)で、前年同期比5025億ウォン(100.5%)増加した。新型コロナウイルス流行前の2019年同期比58%となった。

累計観客動員数は9863万人で、前年同期比89.6%増加した。2019年の同期間に比べれば48.3%程度だ。

興行成績1位は「犯罪都市 THE ROUNDUP」(1269万人)。公開から2日間で観客数100万人を、25日で1000万人を超えた。コロナ禍以来、低迷していた映画産業界で約3年ぶりに観客数1000万人を記録した大ヒット作品。

次いで、「トップガン マーヴェリック」(817万)、 「閑山:龍の出現」(原題、726万)、「コンフィデンシャル/共助2:インターナショナル」(698万)、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」(588万)の順だった。

同委員会は「夏のピーク期やチュソク連休を狙い、話題作が相次いで公開されたおかげ」と分析した。

etoilejr@korea.kr