経済

2024.10.15

15日に発表された韓国銀行のデータによると、輸出入物価が2カ月連続で下落した。写真は、釜山港の全景=6月、釜山、釜山港湾公社公式フェイスブック

15日に発表された韓国銀行のデータによると、輸出入物価が2カ月連続で下落した。写真は、釜山港の全景=6月、釜山、釜山港湾公社公式フェイスブック


[アフメトジャノヴァ・アイスル] 

9月のウォン・ドル為替レートと国際原油価格の下落により、輸出入物価も2カ月連続で下落した。

韓国銀行が15日に発表した「輸出入物価指数および貿易指数(暫定)」によると、9月の輸入物価指数(ウォン基準暫定値・2020年水準100)は、前月(138.23)対比2.2%減の135.19を記録した。

輸入物価指数は、6~7月に2カ月連続で上昇したものの、8月には下落に転じた。

9月、ウォンからドルへの為替レートは平均1334.82ウォンで、前月(1354.15ウォン)比1.4%下落した。また、1カ月当たりのドバイ原油の平均価格も1バレル当たり73.52ドルで、5.3%(77.60ドル)下落した。

これに伴い、原材料は鉱産品(-4.0%)を中心に3.4%下落した。中間財はコンピュータ・電子および光学機器(-3.5%)、石炭および石油製品(-3.7%)などの影響で2.1%下落した。資本財は0.8%、消費財は0.7%下落した。

輸出物価指数は、2カ月連続で下落し、127.09を記録した。130.08だった8月より2.3%下落した。

農林水産品は0.2%の上昇を見せた。しかし、工業製品の場合、石炭・石油製品(-7.8%)、化学製品(-2.7%)、コンピュータ・電子・光学機器(-1.8%)などを中心に2.3%下落した。

9月の貿易指数(ドル基準)の場合、輸出物量指数は前年比3.9%増の120.23、輸入物量指数は前年比2.4%増の109.39を記録した。

aisylu@korea.kr