今年1月から10月までの韓国の輸出額が、5658億ドルを記録した。写真は、釜山港に積まれた輸出コンテナの様子=5日、釜山・南区、釜山港湾公社公式フェイスブック
[テレシア・マーガレット]
今年1月から10月までの韓国の輸出額が、5658億ドルを記録した。輸出の好調に支えられ、貿易収支も396億ドルの黒字を達成した。
産業通商資源部は、25日に開かれた輸出動向点検会議で、主要品目別の輸出動向とリスクを点検し、拡大策について議論を行った。
1月から10月までの輸出は、前年比9%増の5658億ドルを記録した。13カ月連続の上昇である。
貿易収支も396億ドルを上回り、17カ月連続で黒字を記録した。608億ドルを記録した2018年以来、最高記録だ。
品目別では、15の主要品目のうち、9項目の輸出が増加した。最大の輸出品目は、半導体だ。前年同期比47.2%増の1150億ドルを記録し、過去最大を達成した。12カ月連続、プラス成長を続けている。
2位の輸出品目である自動車の輸出額は591億ドルを記録し、昨年の最高記録だった580億ドルを更新した。船舶の輸出は、前年比20.2%増の200億ドルを記録した。主要品目のうち、コンピューターや半導体に続き3番目に高い増加率を見せた。
産業部のパク・ソンテク第1次官は、「世界市場の不確実性が高まっているが、主力品目を中心に堅調な輸出の流れが続いている」とし、「不確実性を減らし、チャンスをつかんでいく。企業の輸出活動を積極的に後押しする」と述べた。
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