明洞の繁華街=2024年4月10日、ソウル・中区、聯合ニュース
[キム・ソナ]
昨年、韓国の1人当たりの国民総所得(GNI)は3万6624ドルだった。人口5千万以上の国の中では、6位だ。
韓国銀行は、「2024年第4四半期および年間国民所得(暫定)」を5日、発表した。昨年1人当りGNIは、前年(2023年)比1.2%増の3万6194ドルを記録した。
국韓国のランキングは、人口5000万人以上の主要国のうち、米国、ドイツ、英国、フランス、イタリアに次いで6位。台湾は3万5188ドル、日本は3万4500ドルを上回り、韓国より低かった。
1人当たりのGNIは、国民が国内外で稼いだ総所得を人口で割った統計だ。一国の国民の生活水準を把握する指標とされている。韓国の1人当り国民総所得は、2017年に3万1734ドルを記録し、初めて3万ドルを突破した。2019年から2020年には、減少傾向にあったが、2021年に3年ぶりに増加に転じた。
GDPデフレーターは、2023年に比べて4.1%上昇した。GDPデフレーターは、名目国内総生産(GDP)を実質GDPで割った値だ。輸出入などを含む全般的な物価水準が反映されたマクロ経済指標である。
昨年の名目GDPは、前年比1.6%増の1兆8689億ドルだった。
業種別の成長率を見ると、製造業が0.2%、サービス業が0.4%増加した。しかし、建設業は4.1%、農林漁業は3.4%減少した。
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