経済

2025.08.06

ハナ銀行本店のディーリングルームの様子=4日、ソウル、聯合ニュース

ハナ銀行本店のディーリングルームの様子=4日、ソウル、聯合ニュース


[ユ・ヨンギョン]

外国人投資家による韓国証券市場の買い越しが、7月に6兆ウォンを越え、17カ月ぶりの最高値を記録した。

4日、韓国取引所によると、先月、外国人は有価証券市場で、6兆2810億ウォンを買い越した。6月の買い越し額の2.3倍増を記録し、月間の買い越し額を基準に昨年2月(7兆8580億ウォン)以後、歴代最高値だった。

外国人が最も多く買い越した銘柄1位は、三星(サムスン)電子で、3兆4951億ウォン、55.8%のシェアを占めた。2位は造船・防衛産業で注目されたハンファオーシャンで、8575億ウォンだった。

コスピ指数は、3245.44へと5.7%上昇した。

外国人の買い越しが急増した理由は、新政府による証券市場の浮揚策、サムスン電子とテスラの約23兆ウォン規模の半導体委託生産(ファウンドリー)供給契約締結などの影響であると分析される。

dusrud21@korea.kr