経済

2025.08.06

写真は、ハナ銀行本店の偽変造対応センターの様子=2024年4月3日、ソウル・中区、聯合ニュース

写真は、ハナ銀行本店の偽変造対応センターの様子=2024年4月3日、ソウル・中区、聯合ニュース


[キム・ソナ]

韓国の外貨準備高が2カ月連続で増加し、4100億ドルを上回った。

韓国銀行が5日に発表した統計「7月末の外貨準備高」によると、韓国の外貨準備高は、6月末より11億3000万ドル増の4113億3000万ドルを記録した。外貨準備高は5月末の時点で、5年ぶりの最低値を記録したが、現在、2カ月連続で増加傾向にある。

韓国銀行は「ドル高の影響により、その他の通貨外貨資産のドル換算額は減ったものの、外国為替平衡基金債券の新規発行と運用収益が増加した」と説明した。6月末に発行された14億ユーロ規模の外国為替平衡基金債券の発行代金は、7月に納入された。

有価証券が65億6000万ドル増えたものの、預置金は52億9000万ドル減少した。また、国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)も1億9000万ドル減少した。金の保有額は47億9000万ドルで、6月末と同じだった。

韓国の外貨準備高の規模は、6月末を基準に世界ランキング10位である。

1位は中国(3兆3174億ドル)、2位は日本(1兆3138億ドル)、3位はスイス(1兆191億ドル)、4位はインド(6981億ドル)、5位はロシア(6887億ドル)だった。

sofiakim218@korea.kr