写真は、コンテナが積まれている様子=先月7日、京畿道・平澤、聯合ニュース
[キム・ソナ]
韓国の経常収支が27カ月連続で黒字を記録した。自動車と半導体の輸出が好調だった影響だ。
韓国銀行が4日に発表した「2025年7月国際収支(暫定)」によると、7月の経常収支は107億8000万ドル(約15兆ウォン)の黒字と集計された。これは前月(142億7000万ドル)よりは減少したものの、7月としては過去最大を記録した。
商品収支は7月、102億7000万ドルの黒字を記録した。前年同月(85億2000万ドル)比にくらべると、約18億ドル増である。
輸出額は、前年同月比2.3%増の597億8000万ドルだった。
半導体(30.6%)、乗用車(6.3%)の輸出が大きく増えた反面、コンピューターの周辺機器(-17.0%)、医薬品(-11.4%)などは減った。
東南アジア(17.2%)、EU(8.7%)、米国(1.5%)への輸出は拡大したものの、中国(-3.0%)と日本(-4.7%)への輸出は減少した。
輸入は、前年同月0.9%減の495億1000万ドルだった。
サービス収支は21億4000万ドルの赤字だったが、前月(-25億3000万ドル)や前年同月(-23億9000万ドル)に比べ赤字幅は縮小した。
本源所得収支は29億5000万ドルで、前月(41億6000万ドル)より縮小した。配当所得収支が減少した影響である。
金融勘定の純資産は7月の間、110億8000万ドルが増加した。
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