経済

2025.09.16

写真は、ハナ銀行のディーリングルームに表示されたKOSPI指数=15日、ソウル、聯合ニュース

写真は、ハナ銀行のディーリングルームに表示されたKOSPI指数=15日、ソウル、聯合ニュース


[イ・ダソム]

KOSPI(コスピ)が史上初めて3400台を突破した。

15日、韓国取引所によると、同日、KOSPIは前日比11.77ポイント(0.35%)上昇し、3407.31で取引を終えた。終値ベースで10取引日連続の上昇、4日連続で過去最高値を更新した。

韓国取引所は「税制関連政策の不確実性が緩和され、証券市場が上昇し始めた。取引中にウォン高が続いたことで、電気・電子株を中心に外国人の買い越しが流入した」と説明した。

実際、外国人投資家は同日、KOSPIで2668億ウォンを買い越し、6取引日連続で買い越した。

外資系金融機関は、李在明(イ・ジェミョン)政権による資本市場に親和的な政策や、米国の金利引き下げへの期待、半導体業況における改善の見込みが投資心理を押し上げたと分析した。

同日、韓国政府が株式譲渡所得税の賦課対象である大株主の範囲を、現行の「銘柄当たり保有金額50億ウォン以上」に維持すると決定した点も、ポジティブに働いた。

一方、KOSDAQ(コスダック)も5.61ポイント上昇し、852.69で取引を終え、4年ぶりに10取引日連続の上昇となり、勢いが続いている。

dlektha0319@korea.kr