写真は、平澤港に積み上げられたコンテナの様子=先月7日、聯合ニュース
[キム・ソナ]
経済協力開発機構(OECD)は、今年の韓国の経済成長率の見通しを1.0%で据え置いた。3カ月前と同じ水準となる。
23日、企画財政部によると、OECDは同日発表した「中間経済見通し」で、韓国の今年の経済成長率を従来と同じく1.0%と提示した。OECDは、昨年12月に2.1%としていた見通しを、今年3月に1.5%、6月に1.0%へと段階的に引き下げてきた。
今回の見通しは、韓国政府や韓国銀行(0.9%)、韓国開発研究院(KDI)や国際通貨基金(0.8%)の予測よりやや高い。
OECDは、韓国経済の回復が続くと見て、来年の成長率も6月と同じ2.2%に据え置いた。
企画財政部は、「主要国では概ね来年の成長率が今年より鈍化すると見込まれている。だが、韓国は最近の回復傾向が続いており、来年の成長率は今年を大きく上回ると予想される」と説明した。
今年の韓国の物価上昇率の見通しは2.2%で、3カ月前の見通しから0.1ポイント上昇した。来年は1.9%で、0.1ポイント下がると見込まれている。
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