韓米首脳会談で、ドナルド・トランプ米大統領と握手する李大統領(右)=29日、慶州、大韓民国大統領室
[コ・ヒョンチョン]
韓国国民の経済心理が、4年3カ月ぶりの高水準まで回復した。
4日、韓国銀行によると、先月31日時点のニュース心理指数は124.62を記録し、2021年7月29日(125.25)以来の高水準となった。
ニュース心理指数は、経済報道に反映された経済心理を指数化したもので、100を上回ると、過去の長期平均に比べて経済心理が楽観的であることを意味する。
最近、ニュース心理指数が急上昇したのは、慶州(キョンジュ)で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や、韓米関税交渉の妥結などが反映された結果とみられる。
韓米首脳会談を翌日に控えた先月28日に118.36だった指数は、29日に121.20、30日に124.05、31日には124.62へと連日上昇した。
韓国銀行のイ・チャンヨン総裁は先月29日、国会の国政監査で韓米交渉の結果について「非常にうまくいった交渉だった」と評価した。
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