韓国のイメージを表現したコンテンツの国際公募展「トークトーク・コリア(Talk Talk Korea)2015」の審査結果が11日に発表された。
文化体育観光省海外文化広報院と外交省が共同で主催した。今年のテーマは、「あなたの視点から韓国を紹介してください」。
<動画>一般部門で1位に選ばれた「トリプル・クラウン」(ブルガリア)の作品。自分たちが作詞・作曲した曲が流れる中、韓国の民族衣装や食べ物、自然、ドラマ、歌手などを紹介している
<動画>アリラン部門で1位に選ばれたロックバンド「アベル・トレス・キンテロ」(コロンビア)。「アリラン」をロック調にアレンジし、ネットユーザー投票で多くの支持を集めた
<動画>一般部門で1位に選ばれた「トリプル・クラウン(Triple Crown)」(ブルガリア)は、「アリラン」のメロディに韓国への愛情を込めた詞をつけて歌い、韓国ドラマをパロディした動画を制作した。また、プージャ・スベディ(Pooja Subedi)さん(ネパール)は、4月に発生した地震で苦しんでいるネパール人を支援した韓国の著名人と市民団体への感謝の気持ちを歌と動画で表現した。
ウェブトゥーン部門では水彩画風のシンプルな絵で韓国旅行に行きたい気持ちを表現したファムチン・フォンタイン(PhamTrinh Phuongthanh)さん(ベトナム)の作品が、カリグラフィー部門ではキムチやビビンバ、トッポッキ、韓国海苔など韓国の食べ物と食材で「大韓民国万歳」を制作したルジアナ(Lusiana)さん(インドネシア)の作品が、それぞれ1位に選ばれた。
独立70周年を記念して動画の課題に指定された「アリラン」は、この公募展を機に世界の人々に知られるきっかけになった。ベトナムの「ダンバウ」や中国の「二胡」など各国の伝統的な民族楽器と調和し、ノリの良い曲調にアレンジされた「アリラン」も応募作に多数含まれていた。
Kbrarendecioさん(トルコ)は、韓服姿の女性たちの写真で写真部門1位に選ばれた
2013年に始まり、今年で3回目を数える同公募展には、東南アジアや南米のほか、中米カリブ海に浮かぶ小さな島国のマルティニークとアンティグァ・バーブーダ、紛争の最中にある中東のシリアやリビア、パレスチナなど、世界143の国と地域から1万5,911の作品が応募された。昨年(143の国と地域、7,721件)の2倍以上の数だ。ネットユーザー投票を含めた内外部審査を経て、写真、動画(一般、アリラン)、ウェブトゥーン、カリグラフィー、葉書の6部門で計226作品が選定された。各部門で1位に選ばれた6人は、10月に4泊5日の日程で韓国に招待される。
ルジアナさん(インドネシア)は、韓国の食べ物(ビビンバ、かまぼこ、菓子、ニンジン、トッポッキなど)を活用したタイポグラフィ「大韓民国万歳」でカリグラフィー部門1位に選ばれた
受賞作品は、コリアネット(www.korea.net)とKBS World(http://kbsworld.kbs.co.kr)で鑑賞でき、一部は19日まで大韓民国歴史博物館で開かれる国家ブランド展示会「大韓民国、私たちの物語」でも鑑賞できる。「アリラン」の動画作品は、14日の独立70周年前夜祭のイベントで上映される予定だ。
コリアネット イム・ジェオン記者
jun2@korea.kr
Elizabet Calderinさん(プエルトリコ)は、紅葉に染まったキョンジュ(慶州)のプルグク(仏国)寺を描いた葉書で1位に選ばれた
PhamTrinh Phuongthanhさん(ベトナム)は、庭園にできた穴を通じて韓国を冒険する物語でウェブトゥーン部門1位に選ばれた