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文化

朝鮮の記録文化を覗く「活字の国、朝鮮」展

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1461年に刊行された仏経の解説書『楞厳経諺解』に使われたハングルの金属活字



第1代国王の太祖(テジョ)から第25代の哲宗(チョルジョン)まで425年間にわたる歴史を記録した『朝鮮王朝実録』、王命の出納を司っていた承政院(スンジョンウォン)で毎日取り扱った文書と事件を記録した『承政院日記』、そして1792年から1910年までの国王の動静と国政を記録した『日省録』。
朝鮮は数多くの記録を残した「活字の国」だった。

第3代国王の太宗(テジョン)が1403年に朝鮮初の金属活字「癸未字」を作って以来、朝鮮の王は代々数百万に上る活字を製作した。

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1772年に鋳造された銅活字「壬辰字」

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第22代国王正祖が1796年に鋳造した銅活字「整理字」



「活字の国、朝鮮」展が21日、国立中央博物館で幕を開けた。同展示では、博物館が収蔵する15世紀に鋳造されたハングルの金属活字30点余りを含め、中国から輸入された木活字32万点余り、17~20世紀に製作された金属活字50万点余りなど合計で約82万点に上る朝鮮時代の活字が公開されている。

朝鮮第22代国王の正祖(チョンジョ)が1796年に全部で30万点に達する活字「整理字」を作る際に参考用に輸入した清の木活字32万点は1790年、1791年に韓国に渡ったもので、中国で製作された漢字の活字のなかでも最も古いものとして知られている。

展示場は大きく2つのエリアに分かれており、朝鮮時代の政治と文化の歴史において活字の製作と使用がどのような意味を持つのかにスポットライトを当てている。中央部には朝鮮活字が置かれており、それを囲むように活字を保管していた活字棚が展示されている。

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正祖が1796年に活字「整理字」を作る際に参考用に中国から輸入した木活字

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17世紀の朝鮮時代に活字を分類・保管するために作られた活字棚「衛夫人字欌」

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正祖が1796年に作った「整理字」を保管していた活字棚の引き出し



展示場の中央には縦8m・横1.5mの古い引き出しに5万5千点余りの金属活字がぎっしりと詰まっている。この他にも博物館が所蔵する活字の意味と復元過程に関する映像をはじめ、活字を使った四文字熟語ゲーム、3Dプリンターで印刷した活字の複製品など様々な資料が展示されており、朝鮮時代の活字文化に対する理解を深めることができる。

国立中央博物館のイ・ジェジョン学芸研究官は「統治者らが金属活字の製作を主導したのは朝鮮だけに見られるユニークな現象だった。当時どれだけ多くの活字が製作されたのか実感し、活字は朝鮮の優れた金属品製作技術と書体の美が垣間見える芸術品だということを感じてほしい」と語る。

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「活字の国、朝鮮」展は国立中央博物館の常設展示館1階にある高麗3室で9月11日まで続く



コリアネット ソン・ジエ記者
写真:国立中央博物館
翻訳:イ・ジンヒョン
jiae5853@korea.kr

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