「韓日 SUPER ROCK Great Meeting 2017」の出演者たち。左から、EVE・MIYAVI・SPYAIR・FTISLAND・Codomo Dragon=1日、ソウル奨忠体育館
[ソウル=キム・ウニョン]
[写真=B’Forest Korea]
韓国と日本が一つになったロック(Rock)公演が1日、ソウル奨忠体育館で開かれた。
韓国と日本を「ロック」で繋ぐという趣旨で企画された「韓日 SUPER ROCK Great Meeting 2017(韓日 SUPER ROCK)」には、韓国のFTISLAND・EVE、日本のSPYAIR・Codomo Dragon・MIYAVIが参加した。
FTISLANDのOrange daysを一緒に歌っているSPYAIRのボーカルIKE(左)とFTISLANDのボーカルイ・ホンギ=1日、ソウル奨忠体育館
公演の絶頂は、韓国と日本ロックバンドの対バンライブだった。
FTISLANDとSPYAIRとの対バンライブで、韓国と日本の2千5百人の観客は混然一体となった。
FTISLANDのボーカルイ・ホンギは「音楽で親しくなることが音楽の力」と話した。続いて、SPYAIRのボーカルIKEは「韓国で良い思い出が沢山あって、韓日対バンライブをずっと願ってきた」とし、「両国がロックで繋がると嬉しい」と付け加えた。
観客の反応も変わらなかった。
日本からきた濱田さん(女性20代)は「ニュースで見た韓国は少し怖いイメージだったが、公演で出会った韓国人はとても優しかったので(韓国に対する)認識が変わった」と話した。
ロックで一つになった韓日のアーティストとファン。
この韓日対バンライブの最中には、韓日を巡る政治・外交の懸案などは問題にならなかった。5時間も続いた韓日対バンライブは大盛況に終わった。
左からKENTA(ドラム)、MOMIKEN(ベース)、IKE(ボーカル)、UZ(ギター)=1日、ソウル奨忠体育館
2011年から韓国でライブを続けてきたSPYAIRとインタビューをした。
Q. 韓国ならではのライブの特徴は?
全員:色んな国でライブをしたが、韓国のテンションが一番高い。また、観客が大きい声で一緒に歌ってくれてとても楽しい。
Q. SPYAIRにとって韓国は?
UZ:韓国は来るたびに楽しい。言葉が違っても我々の歌を全部覚えて一緒に歌ってくれる。 アーティストには、これが最高の喜びだ。韓国はこの喜びを与えてくれる国だ。
IKE:韓日対バンライブが開かれる韓国は私にとって特別な国だ。これからも「ロック」で韓国と日本を繋ぐ役割をしたい。
MOMIKEN:デビューしてからずっと韓国でライブをしてきた。我々にとって、韓国は第二の故郷だ。
KENTA:何年間ずっと韓国に来ている。韓国の景色も変わりながら、我々もファンも成長していく。韓国は成長の場所だ。
*SPYAIR(スパイエアー)は、IKE(ボーカル)、UZ(ギター)、MOMIKEN(ベース)、 KENTA(ドラム)で構成された日本の四人組ロックバンド。韓国では日本アニメーション「銀魂」の主題歌「現状ディストラクション」を歌ったロックバンドとして知られている。
eykim86@korea.kr