駐ロサンゼルス文化院
[キム・ヘリン、イ・ギョンミ]
海外各地にある韓国文化院は、世界に韓国の文化を発信し、それに関する体験活動を強化するため設立された。1979年に東京と米ニューヨークをはじめ、現在は27カ国・32カ所が運営されている。文化院では毎年、文化財・芸術品の展示会や韓国の伝統音楽・舞踊の公演などが行われる。また、ハングル、テコンドー、韓国料理などの体験活動を行い、その国と連携したイベントも実施される。コリアネットは、海外の韓国文化院が提供するさまざまなイベントを毎月紹介している。誰もが訪問できる韓国文化院で、韓国を感じてみるのはどうだろう。
世界各地の韓国文化院は、2月も様々な韓国の文化を体験できるプログラムを用意している。特に、駐ロサンゼルス韓国文化院のスペシャル公演が注目を集める。
今年で開院40周年を迎えた駐ロサンゼルス文化院は、韓国国際文化交流振興院と共同で27日、文化院3階にあるアリホールで、韓国伝統音楽バンド「ブラック・ストリング」のコンサートを開催する。(
http://www.kccla.org/english/calendar_view.asp?cid=5469&imonth=1&iyear=2020)
ブラック・ストリングは、2012年のロンドン・ジャズ・フェスティバルで初演して以来、米ニューヨークやワシントン、デンマークなどで開かれた世界有数の音楽フェスティバルに参加した。韓国伝統楽器のコムンゴやテグム演奏者、ギタリストなどから構成されるブラック・ストリングは、韓国の伝統音楽に基づいて、ジャズやロックなど様々なジャンルの音楽をアレンジしてユニークな音楽を披露する。
また、駐ロサンゼルス文化院では7日から21日まで、美術品特別展示会を開く。文化院所蔵の版画・油絵などが一般に公開される。
駐アラブ首長国連邦韓国文化院
27日から3月19日まで、文化院内のアリランホールで「光は東邦から:陶芸家イ・ジョンヌンの個人展」が開催される。土の本質を生かし、非対称の美しさを追求する独自の技法「土痕」で作った陶磁器作品が展示される。
http://uae.korean-culture.org/en/550/board/380/read/101544
駐日韓国文化院
20日から3月17日まで、「2020東アジア文化都市選定記念の韓日交流韓国写真展」が韓国文化院ギャラリーMIで開かれる。東アジア文化都市について紹介し、今年選ばれた韓国の順天(スンチョン)市と日本の北九州市、中国の揚州市を紹介する写真が展示される。
https://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=6204
駐ロシア韓国文化院
14日、モスクワにある国立音楽会館で「作曲家イ・ジス招請コンサート:アリラン・ファンタジー」が開かれる。「2019平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピック」の開閉会式の音楽監督を務めたイ・ジス氏。15日には、イ氏の音楽世界をテーマにした講演会も開かれる。
http://russia.korean-culture.org/ru
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