文化

2020.06.12

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フランスの日刊紙「フィガロ」に掲載された文化体育観光部の朴良雨長官のインタビュー


[キム・ヨンドク、キム・ウニョン]

文化体育観光部の朴良雨(パク・ヤンウ)長官は9日、フランスの日刊紙「フィガロ」とのインタビューで、韓国が新型コロナウイルス感染症対策を成功させた要因として、パリパリ文化(精神)を挙げた。

パリパリは、早く早くという意味で、パリパリ文化は、物事を急かす文化を指す。

朴長官は、政治・経済面で韓国が西洋に比べ、発展が遅れてい
たと指摘し、「それを乗り越えるため、早いスピードで様々な分野の長所を吸収し、文化を創り出した」と説明した。また、パリパリ文化を基盤に、車に乗ったまま検査が受けれれる「ドライブスルー」方式が開発されたと分析。

「開放性」「透明性」「市民の参加」を韓国の感染症対策の原則と紹介し、「感染拡大の初期段階から、韓国政府は感染者の情報などを公開し、透明に対応している」と説明した。また、封鎖措置や移動制限措置を取っていないことも強調。

ポストコロナに備え、文化産業については、非対面型の先端技術を基盤とする方向に変わると見通した。

「韓国の感染対策が世界から注目され、韓国の国際的地位が上がった」とし、韓国のノウハウを世界に共有するという考えを示した。

kyd1991@korea.kr