ARアプリ「昌徳アリラン」=28日、ソウル、聯合ニュース
[ソ・エヨン、キム・ウニョン]
ユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された「昌徳宮(チャンドックン)」を拡張現実(AR)で体験できるイベントが8月から始まる。
文化財庁は28日、次世代通信規格「5G」を基盤にしたARアプリ「昌徳アリラン」を公開した。同アプリを開発したのは、韓国通信大手のSKテレコム。同アプリをダウンロードし、スマートフォンなどで見ることができる。
昌徳宮の正門「敦化門(トンファムン)」の周りをかざすと、空想上の動物「ヘテ」が画面上に現れ、昌徳宮を案内してくれる。昌徳宮の正殿「仁政殿(インジョンジョン)」をかざすと、王と王妃が画面上に現れ、写真を撮ることができる。このほか、宮廷舞踊や伝統演劇などの朝鮮王室の文化も体験できる。
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