文化

2020.08.07

インドの生徒たちが遠隔授業で韓国語を学ぶ様子=駐インド韓国文化院


[キム・ミンジ、イ・ギョンミ]

韓国語が、インドの正規教育課程で第二外国語として採択された。

文化体育観光部は6日、インド政府が先月30日に発表した2020年度の国家教育政策に、韓国語が第二外国語推奨科目リストに入ったと明らかにした。

文化体育観光部によると、インド政府は、第二外国語として提示した8カ国のうち、韓国語を最初に挙げ、韓国と韓国語の重要性を強調した。

インドにある韓国大使館と韓国文化院は、これまで、インド政府に対し、韓国語採択の必要性について積極的にアピールしてきた。

また、文化院は2012年に開院して以来、インドにある105カ所の学校と文化交流協力協定を締結し、韓国に関するエッセー大会を開催するなど、韓国語普及に向け集中投資してきた。

インドでは、韓国語の学習需要が増えており、去年には4カ所の世宗学堂(韓国政府公認の韓国語教育機関)で2千5百人以上が韓国語を学んだ。今年の6月には、さらに3カ所の世宗学堂が加わった。

文化体育観光部は、今後、インドにおける韓国語教育課程および教材の開発、韓国語教員育成などに取り組む予定である。

kimmj7725@korea.kr