王宮守門将交代儀式の再現行事=ソウル市
[キム・へリン、キム・ウニョン]
韓国政府が新型コロナウイルス感染防止策「社会的距離の確保」を第2段階から第1段階に下げた。それを受け、中止や延期となった行事が次々に再開されている。
朝鮮時代の王宮で門の開閉や警備を担った守門将(スムンザン)の交代儀式の再現行事が20日から徳寿宮(トクスグン)で再開する。1日3回(午前11時、午後2時と3時30分)開かれ、月曜日は休日。
ただし、観覧客が100人を超える場合には、現場の状況を点検し、再開の可否を決めるという。
同行事は、1996年から行われ、去年から今年1月までの観覧客は59万2584人に上る。
儀式終了後に部隊がソウル都心を練り歩く巡察パレードが、韓国伝統音楽の国楽演奏と共に行われる。
行事コースは、南大門の通称で知られる崇礼門(スンネムん)や光化門広場、ソウル路7017など。
ソウル市は、徹底した防疫管理の下で、観覧客が社会的距離を確保しながら、観覧できるようにすると述べた。
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