[イ・ギョンミ]

韓国のアイドルグループ防弾少年団（ＢＴＳ）が２１日（現地時間）、米ロサンゼルスで開催された「アメリカン・ミュージック・アワード（AMAｓ）」で、最高賞に当たる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」（Artist of the Year）」を受賞した。アジアの歌手として初の栄冠である。

ＢＴＳは他にも、３回目となるフェイバリット・デュオ／グループや、楽曲「Ｂｕｔｔｅｒ」でフェイバリット・ポップ・ソング部門でも受賞するなど、３部門で賞を獲得した。

AMAｓは１９７４年から始まり、グラミー賞と共に米国の２大音楽授賞式の一つ。AMAｓの受賞者は全世界のファンの投票で決定。グラミー賞は、音楽業界の関係者らが候補と受賞者を決める。グラミー賞のノミネーションは２４日の午前に発表される。

リーダーのＲＭは「このような賞を受賞するなんて、アーミー以外は誰も想像しなかった」と語った。また、「韓国から来た７人の少年が音楽への愛でつながり、ここまでたどり着いた」とし、「すべてが奇跡のようであり、決して当たり前とは思わない。ありがとう」と感謝を伝えた。

ＳＵＧＡは韓国語で「大賞を受賞するとは思わなかった。アーミーのおかげであり、感謝する」と話した。ＪＵＮＧＫＯＯＫは「私たちが作った音楽でみんなに幸せを伝えたかった」とし、「この賞が私たちの新しい歴史を切り開いてくれると信じる」と語った。

２年ぶりに授賞式に出席したＢＴＳは、英国のロックバンド「コールドプレイ」とコラボレーションした曲「Ｍｙ　Ｕｎｉｖｅｒｓｅ」を披露した。

金富謙（キム・ブギョム）国務総理は自身のフェイスブックに「ポップの本場である米国でK-POPの地位を高めた、非常に大きな成果」とし、「ＢＴＳの曲が韓国人だけでなく、世界の人々に癒しと幸せを伝えたということに意味がある」と投稿した。

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