フランス版「ピッコマ」=「カカオ・ピッコマ」
[ミン・イェジ、キム・ウニョン]
米調査会社「data.ai」が発表した2021年の漫画配信アプリの売上調査結果によると、日本やフランスなどで展開する韓国会社、カカオ傘下の「ピッコマ」が1位に選ばれた。同社が11日に発表。
LINEマンガ(2位)、LINE WEBTOON(3位)、NAVER WEBTOON(6位)、Tapas Media(8位)、comico(10位)がランクイン。
「ピッコマ」は、2016年4月にリリースされたスマートフォン向けの漫画・小説アプリ。23時間待てば1話ずつ無料で読める「待てば、0円」という韓国のウェブ漫画サービスを導入し、多くの人々から注目を集めている。
調査結果によると、2020年7月から世界の漫画(図書および参考資料)アプリの中で、ピッコマの有料ユーザーの消費が最も多い。
「ピッコマ」は、2021年9月からフランスで現地法人を設立し、サービスを開始している。今年には、フランスとドイツで公募展を開催し、新人作家を発掘する予定。
「今、私たちの学校は…」「地獄が呼んでいる」「社内お見合い」など、韓国の人気漫画を実写化したドラマが世界中で人気を集めており、韓国漫画の影響力が大きくなっている。
代表の金在龍(キム・ジェヨン)氏は「いつでもどこでも気軽に漫画が読める環境作りに向けて取り組んだ結晶だ」とコメントした。
jesimin@korea.kr