[キム・ウニョン]
第31回全国高校漫画選手権大会「まんが甲子園」の決勝戦が7月31日に高知市で開催された。予選(179校)を通過した19道府県の29校に、韓国1校、シンガポール2校を加えた計32校が出場。最優秀賞を受賞したのは、韓国の全南女子高校。2位は栃木県立栃木女子高校だった。
決勝のテーマは「やさしい世界」。参加者は1校3~5人のチームで臨み、B2サイズの紙にテーマに沿ったまんがを5時間半の制限時間内に描いた。
全南女子高校の4人(ソン・イヨン、キム・ソヨン、キム・ヘリョン、イ・チェウン)は、道に迷った女子高生たちに墨を入れた男性が近づく場面を描いた。女子高生たちは男性を怖がっていたが、実際は男性の入れ墨は地図であり、この地図を使って道を案内するという内容だ。
作品には「外見だけでなく、内面を重視してほしい」というメッセージが含まれている。全南女子高校の4人は「日本を訪問し、参加者たちと友だちになりたい」とコメントした。
まんが甲子園は1992年から毎年開催されている。コロナ禍で2020年は中止、2021年はオンラインで行われた。今年はリモート参加の海外2校を除き、現地入りした。2017年の大会で韓国の全南芸術学校が優勝した。全南女子高校は初めての応募となる。
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