ソウルぺスタの特別公演

［ミン・イェジ］
［写真＝ソウル市］

ソウル市の魅力を発信する大型イベント「ソウルフェスタ」が１０日から３１日まで開かれる。同市が９日に発表した。コロナ禍の影響を受け、３年ぶりに開催される。

１０日には、蚕室オリンピック主競技場で開幕式コンサートが開かれる。今年のラインアップはNCT DREAMやENHYPEN、LE SSERAFIMなどの１３組。

１３日と１４日には、蚕室総合運動場の周辺で電気自動車によるレースが繰り広げられる。コンサートとレースは、光化門広場から生中継される。

販売価額の最大５０％を割引する「ソウルショッピングフェスタ」も展開される。百貨店やオンラインショップ、ホテルなどの２５００社が参加。

このほか、ソウル市を流れる漢江（ハンガン）沿いの公園で夏のレジャーや映画鑑賞が楽しめる。

守門将の交代儀式の再現行事

この時期に合わせ、徳寿宮（トクスグン）と崇礼門（スンネムン）広場で守門将（スムンザン）の交代儀式の再現行事が行われる。守門将とは朝鮮時代の王宮で門の開閉や警備を担う責任者をいう。

ノドゥル島で開催公演（１２～１３日）、光化門広場でソウル市立交響楽団の公演（１４日）が予定されている。

同市のチョエ・ギョンジュ観光体育局長は「観光産業の回復や観光客の誘致に向けて努力してきた」とし、「ソウル市が世界の都市であると証明できるよう、最善を尽くす」とコメントした。

jesimin@korea.kr