文化

2022.11.25

パク・チャヌク監督(左)、女優の故カン・スヨン=CJ ENM Movie公式フェイスブック、釜山国際映画祭

パク・チャヌク監督(左)、女優の故カン・スヨン=CJ ENM Movie公式フェイスブック、釜山国際映画祭


[イ・ギョンミ]

韓国映画の存在感を世界に示したパク・チャヌク監督と、女優の故カン・スヨンさんが「銀冠文化勲章」を受章した。

文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院は24日、ソウル市内で「2022大韓民国大衆文化芸術賞授賞式」を開き、韓国大衆文化芸術の発展に貢献した人に勲章・賞状を授与した。

映画「別れる決心」で今年カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したパク監督は、韓国映画人としてはカンヌ国際映画祭最多受賞者となっている。2004年に「オールド・ボーイ」で審査員特別グランプリ、2009年に「渇き」で審査員賞を受賞した。

今年5月に死去した女優カン・スヨンは、1987年に韓国映画界の巨匠、イム・グォンテク監督の作品「シバジ」でベネチア国際映画祭女優賞を、1989年には、イム監督の「波羅羯諦 ハラギャティ」でモスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。韓国映画界で「ワールドスター」と呼ばれ、釜山国際映画祭では数年間、執行委員長を務めるなど、韓国の映画の発展に大きく貢献した功労が認められた。

「大韓民国大衆文化芸術賞」は、韓国大衆文化芸術の地位を高め、大衆文化産業の発展や韓流拡散に寄与した人を励ますため、2010年からスタートした。

km137426@korea.kr