第28回クリティクス・チョイス・アワードで最優秀外国語ドラマ賞を受賞した「パチンコ」チームがポーズを取っている=15日(現地時間)、米ロサンゼルス、聯合ニュース
[チョン・ジュリ]
在日コリアンの波瀾万丈な人生を描いたApple TV+のドラマ「Pachinkoパチンコ」が、「米放送映画批評家協会賞(クリティクス・チョイス・アワード)」で最優秀外国語ドラマ賞を受賞した。
クリティクス・チョイス協会(CCA ・Critics Choice Association )の主催で15日(現地時間)、米ロサンゼルス(LA)フェアモントセンチュリープラザホテルで行われた第28回米クリティクス・チョイス・アワードで、「パチンコ」は最優秀外国語ドラマ賞の主人公となった。
同賞は、米国の放送・映画批評家で構成されたクリティクス・チョイス協会が主管するイベントで、ゴールデングローブ賞やエミー賞と並び米国映画・TV部門の主要な授賞式の一つだ。
韓国系アメリカ人作家ミンジン・リーの同名長編小説を原作としたこのドラマは、1910年代から1980年代まで在日コリアンの4代にわたる家族史を描いたドラマだ。
韓国のドラマが最優秀外国語ドラマ賞を受賞したのは、昨年の「イカゲーム」に続いて二度目だ。2020年外国語映画賞を受賞したポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族 」や2021年チョン・イサク監督の映画「ミナリ」を含めば、韓国関連作品は4年連続の受賞となる。
第28回米国クリティクス・チョイス・アワードで最優秀外国語ドラマ賞を受賞した、韓国ドラマシリーズ『パチンコ』= Apple TV+
朴普均(パク・ボギュン)文化体育観光部長官は16日、「パチンコ」制作陣に祝電を送り、祝賀と激励の意を伝えた。
朴長官は祝電を通じて「韓国人移民社会の歴史を創意性と卓越した技量で演出した監督と、移民者の人生と夢を熱演した俳優たちに喝采を送る」とし、『パチンコ』は移民社会の現実を際立った感受性で描き、世界の人の共感を引き出した」と述べた。
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