文化

2023.07.19

タイのマハーサーラカーム(Mahasarakham)大学で開かれた「訪ねる韓国文化褓負商」に参加した学生たち=14日、タイ

タイのマハーサーラカーム(Mahasarakham)大学で開かれた「訪ねる韓国文化褓負商」に参加した学生たち=14日、タイ


[キム・ヘリン]
[写真=駐タイ韓国文化院]

駐タイ韓国文化院(文化院)が、タイの北東地域を訪れ、「訪ねる韓国文化褓負商」を開催し、韓国文化を紹介した。

文化院は、14日に、マハーサーラカーム県のマハーサーラカーム(Mahasarakham)大学で、「訪ねる韓国文化褓負商」を開催したことを、19日の発表で明らかにした。

「褓負商(ポブサン)」とは、各地の市場を回る行商人のこと。 「訪ねる韓国文化褓負商」では、文化院が地方都市を訪ねて行き、韓国文化に関する講演や体験のプログラムを提供する。マハーサーラカーム県で開催されたのは、今回が初めてだ。

2023年の時点で、マハーサーラカーム大学の韓国語学科に通う学生は295人で、タイでは韓国語学科の規模が最も大きい。

マハーサーラカーム大学でトッポギを試食する学生たち=14日、タイ

マハーサーラカーム大学でトッポギを試食する学生たち=14日、タイ


この日、文化院は、マハーサーラカーム大学・韓国語学科の学生と、近くの中高生500人を対象に、文化院の韓国伝統音楽の先生が珍島(ジンド)太鼓踊りを披露した。この他にも、学生20人を対象に小鼓踊りのレッスン、韓服(ハンボク)の試着、韓国文化クイズショー、韓国の伝統遊びなど様々なイベントが行われた。

文化院によると、イベントに参加した学生たちは、「今日、投壷遊びとメンコ遊びを始めてやってみた。思ったより難しかったけど、楽しかった」「特に、釜山(プサン)おでんがとてもおいしくて、何度もおかわりした」などと感想を伝えた。

 14日、マハーサーラカーム大学で韓国の伝統メンコを経験する学生たち。

マハーサーラカーム大学で韓国の伝統メンコを経験する学生たち=14日、タイ


この日、文化院はマハーサーラカーム大学とサラーカームピタヤコーム(Sarakhampittayakhom)学校に、伝統工芸キットと韓国の伝統楽器300セットを寄贈した。

趙在一(ジョ・ジェイル)文化院長は、「首都のバンコクのみでなく、多くの地域で韓国文化を体験し、楽しめるイベントを持続的に開催する」と話した。

kimhyelin211@korea.kr